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東野圭吾 『白銀ジャック』レビューと感想

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こんにちは、なべしです。

 

昨日記事をアップしたのにはてブのコメントを誤って非表示に設定していてうなだれておりました。

せっかくいくつかはてブもらっていたのに・・・

よかったらまたコメントください(;O;)笑

  

色々ありましたが、今回は東野圭吾著の「白銀ジャック」の読んでみた感想を書きます。

東野圭吾 著 白銀ジャック

 

あらすじ

ゲレンデの下に爆弾が埋まっている

「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復習か。すべてのカギは、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人と命を賭けたレースが始まる。圧倒的な疾走感で読者を翻弄する痛快サスペンス。

※引用:東野圭吾著 白銀ジャック 

僕はこの見出しを見て即購入を決意しました笑

あらすじから既にストーリーに入り込まされ、この気になる気持ちをどうにかせんといかんと思ったのです。

しかし本当にあらすじは重要ですね。

いかに限られた文章の中で読者を惹きつけ、大まかなストーリーが伝わるか。

僕のブログはいろんな人に読んでもらいたくて書いてますけど、そこんとこはまだまだだ笑

 

 

ストーリーについて

もちろん全部は言いませんよ!

見てほしいので!

安心してください(^^)

 

あらすじでも書いてあったように、これは1つのスキー場で起きた脅迫事件でして、

雪に悩まされながらも毎年多くの人が訪れるスキー場に突如脅迫状が届きます。

脅迫文にはゲレンデの中に爆弾が埋まっており、条件に従わないと爆発すると。

当然ゲレンデで爆発が起きれば雪崩が起きるため、客として来ている全ての人が人質に取られたようなものですね。

しかし、会社としては今後の経営のことを考えると警察には言えず、犯人の要求に応じるしかない。

更にこのスキー場では1年前に殺人事件が起きています。

この事件がすっごく複雑に絡み合っているんです!

 

そして、舞台がスキー場ってだけあって、スキーやスノーボードを滑るシーンもたくさんあるんですよ。

それがかなりリアルです。

僕自身も毎年スノーボードに行ったりするので雰囲気も掴みやすいというのもあると思いますが、すっごく伝わってきました。

 

  

話の展開がおもしろい

東野圭吾の作品はどれもそうなんですが、話の展開がよめなくておもしろい!と僕は思ってます!

今回も犯人を予想していたのですが気持ちいくらい外れました笑

人の絡ませ方が上手いというか、「そうくるかーーー!」って感じ笑

 

一人一人のストーリーがちゃんとあって、なおかつ展開がとんでもない。

ただ、展開も全然無理やりではなくて「はっ!」とさせる。

うまいです。

そしてね、最後がいい。

ほんとの一番最後の方のまとめかたがすごくいいんです。

 

「えっ!」

 

「まじか!」

 

「はぁーそうきたかーー」からの最後は

 

「ふふふ」的な。

 

ストーリーの展開のすごさに疲れていた心を癒してくれる最後。

好きです。

 

 

東野圭吾作品集

実は僕、結構東野圭吾の小説読んでるんですよねー。

特に加賀恭一郎シリーズが好きで(*^_^*)

何年か前のもあるので少し忘れてしまっていますが。

おすすめいっぱいあります。

 

なべしが読んだものたち

・カッコウの卵は誰の物

これは東野圭吾の作品の中で一番好きです。

この本を読んだ時、改めて家族愛の素晴らしさを感じました。

ハラハラする展開から辛い現実、悲しい過去があり、そして前を向く今がある!

というような感じ笑

本当にこれは読んでほしいです。

 

 

・眠りの森

加賀恭一郎シリーズ。

映画でもやってましたね。

若き敏腕刑事だった加賀恭一郎が段々とプリマの1人に惹かれていってしまうんです。

これは本当に悲しい。

泣ける。

もう最後はほんとに苦しくて。切なくて。

でもね、マジでいいです。

 

 

 ・嘘をもうひとつだけ

加賀恭一郎シリーズ。

これは短編小説で、4作品が収録されていたと思います。

1つ1つが短いので、推理小説に慣れていない方は読みやすいんじゃないでしょうか。

 

 

・私が彼を殺した

 加賀恭一郎シリーズ。

複雑な人間関係から生まれた殺人事件。

割と早い段階から容疑者が3人に絞られているのになかなかわらかないもどかしさ。

推理小説の真骨頂ですね。

絶対当てられないと思います笑

 

 

・悪意

 加賀恭一郎シリーズ。

人間の誰にでもあるであろう「悪意」を再認識させられました。

推理でもあり、人間の心理でもあり。

難しかった。

 

 

・どちらかが彼女を殺した

 加賀恭一郎シリーズ。

ほとんどが殺された女性の兄(警察官)の視点で描かれ、加賀恭一郎は第3者的なだった気がします。

題名の通りどちらかが彼女を殺しているのですが、それがなかなかわからない。

そして最後までどちらが犯人か明かされないという荒技。

是非読んで推理してどちらか予想して最後はいろいろな人が研究したネタバレを見てスッキリしてください笑 

 

 

これから読みたいもの

・疾風ロンド

今回読んだ白銀ジャックの原点が疾風ロンドのようです。

11月26日に映画化もされるようで!

これ!

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あらすじを見ると内容は少し似ているようですがまた一味違った感じがしました。

おもしろそうです!

 

・ 恋のゴンドラ

 ・雪煙チェイス

恋のゴンドラと雪煙チェイスは2016年11月に2冊連続刊行されている新しめの作品です。

雪山祭りということで紹介されていたので読みたくなってしまいました笑

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夏に冬の小説を読むっていうのも涼しい気分になりそうでいいですよね!!

 

 

まとめ

白銀ジャックの説明がろくにできませんでしたが、かなりおもしろ作品だと思いました!

ありえないようでありえそうなストーリーで、スピード感もあり、どきどきはらはらが止まりませんでした笑

是非是非よんで欲しい作品です!

 

ちなみに、僕は東野圭吾の小説は大好きなんですけど、正直他の著者の小説は全然読んだことがありません。

おもしろいのあったら読もうとは思うんですが、東野圭吾作品に先に目がいってしまうもので笑

是非他の著者の小説も良いのがあったら教えてほしいなと!

そして僕はまた東野圭吾の作品を紹介したいと思います!

それではっ!(^O^)/ 

 

 

 

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