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ウルトラマラソンの魅力~フルマラソンとの違い~

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あなたはウルトラマラソンと聞いてなんのことかわかりますか?

実は年々人気が高まっているウルトラマラソンですが、まだまだ知られていないのが現状です。

 

フルマラソンと言えばオリンピックや世界陸上などでもテレビでよく放送されているのでわかる人も多いはず。

中にはホノルルマラソン、東京マラソンなど有名どころを走ったことある人も多いと思います。

 

ではウルトラマラソンとはいったい何なのか。

フルマラソンを超える距離など想像つかない人も多いと思いますが、フルマラソンにはない魅力もたくさんあるのです。

 

今回はそんなウルトラマラソンの魅力を紹介し、少しでも興味を持っていただけると嬉しいです!

フルマラソンとウルトラマラソンの違い

フルマラソンを超える距離とは一体どうゆうことなのか。

 

フルマラソンの定義は、42.195kmの距離を指します。

 

ではウルトラマラソンは?

 

42.195kmを超える距離=ウルトラマラソン

となります。

 

つまり42.195kmをたった1kmでも超えればでウルトラマラソンというくくりに入ります。

 

 

 

ウルトラマラソンの一般的な距離

上記でもあるように、42.195kmを1kmでも超えればウルトラマラソンなのですが、日本の大会でよくあるのが100kmです。

 

大会によっては50km、60km、70kmなどありますが、どこの大会でも大抵あるのが100km。

 

なんとなくきりがいいからだと思いますが、100kmと聞くととんでもない距離に感じますよね。

 

ですが、海外では100kmを優に超える300kmや1000km以上などとんでもないものもありますが、今回は日本目線でのウルトラマラソンとします。

 

 

 

制限時間

これも大会によって多少違いがありますが、

100kmを例にすると、制限時間は14時間というのが一般的です。

 

は?

 

という感じだと思いますが、そうなんです。

14時間ずーっと走っているのです。

 

優勝される方は半分の6-7時間ですので、最後のランナーは優勝タイムの倍の時間を走ってくるというわけです。

 

しかし14時間に間に合わない方ももちろんいます。

途中で足がつってしまったり、休み過ぎてしまったり、うまく時間を活用しないといけません。

 

 

 

食べながら走る

14時間も走るとなると、体のエネルギーはほとんど無くなってきます。

給水所という水やスポーツドリンクを設置している場所もあるのですが、フルマラソンと違うのは食べ物が多いところです。

フルーツやお菓子、おにぎりやうどんなどもあります。

 

そんなの食べてる余裕あるの?と思うかもしれませんが、それだけエネルギーが必要というわけです。

 

エネルギー補給のためのジェルやゼリーを持つのもいいですが、それだけでは足りないこともあるので給水所でしっかり補給することも大切なのです。

 

 

 

ウルトラマラソンの参加者層

走ることが苦手な人にとっては「そんな長い距離誰が走るの!?」と疑問かと思いますが、実はウルトラマラソンの年齢層は結構高いんです。

 

一番多い参加者は40~50代

10~20代は非常に少ないのです。

 

なぜ年齢層が高いかと言うと、これにはちゃんと理由があるのです。

 

フルマラソンは若い方にも人気ですが、自分の時間をとれるようになり、お金にも余裕がでてくるおじ様世代で始める方が結構多いです。

そこからどんどんのめり込んでいき、タイムをどれだけ縮められるかと奮闘していきます。

しかし、スポーツなので歳をとればタイムが思うように上がらなくなってくるのが現実。

むしろ維持するだけでも精一杯。

そこから考え方がタイムを縮めることから長い距離を走ることにシフトしていくのです。

長い距離を走ることならば、練習すればどんどん距離を伸ばせますし、フルマラソンより遥かに走り甲斐がある。

そしてウルトラマラソンにのめり込んでいく、という仕組みです。

 

 

 

ウルトラマラソンの魅力

達成感

ウルトラマラソン第一の魅力は達成感でしょう。

フルマラソンですらかなり長い距離なので、100kmもの距離を走ったらそれだけ達成感はプラスされます。

ゴール後に、感極まって泣く方も少なくありません。

よっぽど100kmという距離に慣れていない限り、走り終わるまでに足がつったり、体調が悪くなったりする方はたくさんいます。

100kmという決して簡単な距離ではなく辛い道のりだからこそ、それだけ達成感が倍になって返ってくるのです。

 

 

仲間ができる

100kmも走っていると、近くを走っている人がだいたい同じ人になってきます。

抜いては抜かれ、また抜いては抜かれの繰り返しになるので、顔見知りのような感じになってくるのです。

 

そうすると自然と会話が始まります。

「いやー、きついですねー」

「ほんとですねー。もう少し頑張りましょう!」

などなど。

 

こんな些細な会話でも、10時間以上も1人で孤独に走っているのとは全然違います。

 

給水所では応援してくれるボランティアさんや地元の方もいるので、これがほんとに元気づけられる。

こういった全てを味方につけることによってウルトラマラソンを更に楽しむことができます。

 

 

 

完走して得られること

こんな辛いことしてまで走りたくない!

達成感を感じるまでがきつすぎる!

などなど、感じることはたくさんあるでしょう。

 

しかし、これだけ辛いことを乗り越えれば全てのことが小さなことに感じるんですよ。

なんせ100kmもの距離を走るわけですから、その時間に考えることはたくさんあります。

 

「まだ42.195kmかぁー。あとフルマラソン1回以上かー」

 

「ここで諦めたら絶対後悔するなー」

 

「鈴木君元気にしてるかなー」

 

「自分はこれから何をして生きていくんだろう」

 

とか、どうでもいいことから自分を見つめ直すことまでほんとに色々と考えます。

だからこそ、完走できた時の瞬間は何物にも代えがたいものがあるんです。

 

人間追いつめられるほど、解放された時の快感はとんでもないということです。

 

 

 

まとめ

まだまだマイナースポーツのウルトラマラソンですが、とっても魅力のあるスポーツとおわかりいただけましたか?

 

かと言っていきなり100kmは・・・と思うかもしれませんが、まずは走ることから始めればいいんです!

走ることで体力もついて健康でいられるので!

 

慣れてきたら自分の限界突破のためにもウルトラマラソンに挑戦してみてください!

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