ユーキャン実用ボールペン字講座から教わる美しい字形のとり方
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字を丁寧に書くことができても、
字そのものの形を知っていないと本当に美しい字を書くことができません。
かと言って一つ一つ字の形を覚えるというのはかなり難しいですよね。
安心してください。
一つ一つ覚えなくても決まった形を覚えてしまえば美しい字を書くことができるんです!
実は字には偏やつくりなどによって、書き方を変えると良くなるのです。
その形さえ覚えてしまえば、同系統の字を書くときに活用することができます。
これを実践するだけであなたの字は格段に美しくなること間違いなし。
それではいってみましょう!!
美しい字形はこうだ!基礎を覚えて様々な字に活用しよう!
上でも述べたように、美しい字を書くには決まった形を覚えてしまえば他の字でも活用することができます。
全て網羅するにはなかなか時間がかかりますが、
今回紹介するのものを覚えれば多くの漢字に適用することができます。
覚えておきたいポイントとしては、
字によって各部分の大きさ、位置、間隔のとり方などで字形が大きく違うということ。
このバランスをうまくとることで美しい字に仕上がります。
それでは早速パターンを紹介していきます!
「つくり」を左の部分より下げて書く場合
即・印・助・動などの字の「つくり」は、左の部分より下げて書きます。
本来ならば揃えるべきじゃないかとも思いがちですが、
大げさにずらしてしまうくらいがちょうど良くなります。
位置を揃えてしまうとこんなにも不細工な形になってしまいます。
「つくり」が小さく単純な場合
口・田・ムなど「つくり」が小さく単純な場合は、ほぼ中心に書くと調和がとれます。
このように偏の大きさと揃えてしまうと逆にバランスが悪くなってしまいます。
「つくり」は気にせず小さく真ん中に書きましょう。
「偏」が小さい場合
先程とは逆に口・土・日・山など「偏」が小さい場合は、中ほどより高めに書くと、調和がとれます。
これも偏が大きすぎてしまうと逆に美しくないですね。
同じものが左右に並ぶ場合
同じものが左右に並ぶ場合は、左を小さめに書き、右の部分はゆったりと書くようにします。
他の字形ほど大げさな変化をつけなくとも良いと思うので、気持ち変えるくらいがちょうどいいです。
横線が何本かある場合
業・筆など横線が何本かある字は一本だけ長くします。
「筆」はこんな感じ。
赤線がだいぶはみ出てしまいましたが、
一番長い線の部分は四角の枠で囲って分断するくらい伸ばすといいです。
その他の線まで伸ばしてしまうと非常に締まりのない字になります。
筆は一番下の横線も少し長めですが、
一番長い線以外は基本短めに書いて差をつけるとより良く見えます。
上に大き目のかんむりや画数が多い場合
勢・質など上に大きいかんむりや画数の多い部分がある字は下をひきしめて書きます。
頭でっかちなイメージですね。
引き締めないとこんな感じにかさばって見えてしまいますので、コンパクトに書きましょう。
同じものが二つ重なる場合
炎・呂など同じものが二つ重なる場合は、上部を小さく、下部を大きくすると安定します。
上を大きくして下を小さくするとこんな感じです。
めちゃくちゃださい笑
というかかわいい笑
どちらにせよ美しくはないですね。
三つの部分が並ぶ場合
樹・側など三つの部分が並ぶ字は三つの部分を同じ比率にします。
他の字形と違い、これだけは全ての比率が同じなので要注意です。
「側」もこんな感じです。
では真ん中だけ大きくするとどうなるか。
はい、微妙ですよね。
比率はしっかり揃えましょう。
まとめ
いかがでしたか?
これだけ覚えれば美しい字に一歩ずつ近づくはずです!
覚えたところでうまく書けないという方も、
まずは見本の字を覚えて書くところからなので焦らずしっかり覚えれば大丈夫です。
美しい字形が体に染み込んでさえくればあとはこっちのものです。
その形通りにひたらすら練習していくだけです。
また、美しい字形が体に染み込んでくると、
今回紹介した字形以外でも美しく書けるようになってきます。
字そのもののバランスが身についているため感覚でできるようになってくるのです。
美しい字を書ければ書くことがどんどん楽しくなってきますよ!
是非今回紹介した字形を覚え、美しい字を書いてみてください。
【別記事】きれいな字を書くコツはこちら↓
【別記事】ボールペン字練習方法はこちら↓
【過去記事】ユーキャンボールペン字講座についてはこちら↓