ローマ観光をするなら知っておきたい治安状況
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イタリア・ローマと聞くと一見世界遺産のコロッセオや多数の観光名所で有名というイメージがあると思います。
しかし、そんなローマにはたくさんの危険が潜んでいるということをご存知でしょうか。
ヨーロッパはスリ・置き引きなど多いと言われますが、中でもローマは特に多いようです。
私が実際に感じたローマの治安、危険度を詳しく紹介していきます。
良い所だけじゃない、ローマの知っておきたい治安と危険度
ローマを観光するなら治安状況などを調べておくのは必須と言えます。
運もあるとは思いますが、犯罪の手口や危険な場所を事前に知っておくことで対処することもできます。
しっかりと危険を理解し、楽しく観光できるようにしましょう!
コロッセオ(Colosseum)
危険度:★★★
世界遺産で多くの観光客が押し寄せるコロッセオ。
コロッセオの周りは広場のようになっており、そこには怪しげな人がちょこちょこいます。
急に話しかけてきて服装を褒めたり、出身を聞かれたり、ミサンガを巻きつけてきます。
そう、巻きつけられてしまったら最後、
「金をよこせ!」
「10ユーロ払え!」
などと怒鳴られます。
※僕の友達が実際にやられました
もちろん勝手に巻きつけてくるので払う必要なんて本当はないんですよ。
ですが、大柄の黒人さんに怒鳴られてスルーする勇気なんて大抵ないですよね?
払うのが嫌、関わりたくないのであれたミサンガをもった輩には近づかないように気をつけましょう。
トレヴィの泉(Fontana di Trevi)
危険度:★★★
コロッセオに負けないくらいの観光客で賑わう場所です。
そしてコロッセオよりずっと狭いので非常に混雑しています。
この混雑がとっても危ないのです。
トレヴィの泉を写真に収めようと夢中になっている所を狙ってくる輩がいます。
写真を撮る際は必ず周囲に目を配り、リュックはカバンはもちろん前にかけてとられないようにしましょう。
そしてトレヴィの泉の近くはたくさんのショッピングストアで賑わっていますがここも要注意。
変な木の皿やおもちゃのような物を売りつけてくる輩がたくさんいます。
断るのが鉄則ですが、あまりにも嫌な態度をとったりすると逆ギレしてくることもあります。
嫌な顔をせず、買わないよ!という強い気持ちをしっかり表現して断れば特に深追いしてくることはありません。
地下鉄(Subway)
危険度:★★★★
ローマ内を移動するのであれば、バスか地下鉄に絞られます。
特に地下鉄は安くたくさん動いているため非常に使いやすいです。
しかしながら日本の地下鉄と同じように考えてはいけません。
壁の周りは落書きだらけで、ゴミも散らかっていて、危険な臭いがぷんぷんします。
観光名所と同様に混雑することがあるので、その際はしっかり周囲に目を配りリュック、かばんは前に持つことが鉄則です。
また、電車内で物乞いが回ってくることも多々あります。
しっかりと断れば特につっかかってくることもありませんが、物をとられないように常に周りに気を配りましょう。
テルミニ駅(Termini Station)
危険度:★★★★★
ローマの玄関口である中央駅のテルミニ駅は、私が感じた中で最も危険度が高く、治安の悪い場所でした。
駅は広く、たくさんのショッピングストアーなどが併設されていますが、駅の外側はホームレスや物乞いがたくさんいます。
そう、この駅の外側というのが最も危ないエリアなのです。
急にハイタッチを求めてきたところ足をひっかけその隙にポケットに入っている物をとったり、集団で周りを囲んで容赦なくポケットに手を突っ込んできたりと、本当にとんでもなく危険です。
※実際に僕の友達はこの手口でスマホを盗まれました
そして付近にはホテルやホステルがたくさんありますが、この周りも落書きだらけで怪しい雰囲気が出ており、急に怒鳴りつけてくクレイジーな人もたくさんいます。
スルーだけではどうしようもならないことがあるのがこのテルミニ駅なので、十分な注意が必要です。
まとめ
ローマはたくさんの観光名所がある代わりに、それをカモとして悪さをする輩がたくさんいます。
また、多くの移民が住む場所でもあるため、ホームレスや物乞いをして生活をしている人も多くいます。
ウキウキ気分で注意せず観光していると必ず痛い目を見てしまいます。
対処法をまとめると
- とにかく夜遅くには出歩かないこと、もし夜出る場合は二人以上で出歩く
- 話しかけられたり売りつけられたらしっかりと断る、またはスルー
- 混雑する場所ではリュック、カバンは前に持つ
- 常に周りを警戒する
- 早歩き(隙のないオーラを出す)
- 高そうな物を身に付けない(特にアジア人は金持ちという印象があり狙われやすいです)
- 危険と呼ばれる場所は極力避ける。行くならば日が暮れる前まで
以上の対処法を実行すれば危険な目にはおよそ合わないかと思います。
観光で楽しみたいのであればそこまで注意を払う必要があるということを頭に入れておくことが大切です。