書きやすいペンが欲しいなら次世代のペンがおすすめ『パーカー5th インジェニュイティ』をレビュー
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パソコンやスマホが当たり前になっている世の中だが、ボールペンや万年筆、ペンを持っていない人はいないだろう。
ペンは安いもので100円くらいから、高い物では何十万もするものまであるが、ほとんどの人が安いペンを使用しているのではないだろうか。
というのも、安いペンでも書きやすい物はたくさんある。
ジェットストリームやフリクション、SARASAなど、数えきれない。
しかし、本当に書きやすいペンというのは100円などでは到底買うことはできない。
「ペンは100円の物で十分」とは言わず、 ペンにこだわりがない人も、本当に書きやすいペンをぜひ味わっていただきたい。
書きやすさを求める人に勧めたい『パーカー5th インジェニュイティ』をレビュー
PARKER(パーカー)というペンメーカーが出している次世代のペン、それが『5th インジェニュイティ』。
このペンの特徴は何と言っても撫でるような書き心地。
筆圧が全くいらず、スラスラと滑るため、書くというより撫でている感覚に近い。
分類としては、実はボールペンにも万年筆にも含まれていない。
5thという名前は、それら全てのペンに属さない、新たなペン『第5のペン』として作られている。
他の筆記具の欠点を克服
ボールペン、万年筆、サインペンなど、あらゆる筆記具の欠点を克服し、逆にこれらの長所を一つにまとめた作品と言える。
全ての長所を合わせるなどそんな欲張りなことができるのかと思ったが、書いてみるとその意味が分かる。
ペンのつくりは万年筆のようで、ペン先は太目のシャーペンのようにも見える。
ここにPARKER 5thのテクノロジーが存分に注ぎ込まれている。
撫でるような滑らかさ
どの角度から書いても撫でるような滑らかさが味わえるのが素晴らしいところだ。
ペン先は柔軟性がありしなやか作りなっているため、程よい具合にペン先が倒れる。
万年筆のように角度によっては書きづらかったりせず、ボールペンのようなゴロゴロ感もせず、サインペンより遥かに滑らかな書き心地だ。
四字熟語も非常に映える。
5thならではのペン先構造
『インジェニュイティ』のペン先構造は、ボールペンなどと比べて全く新しい構造になっている。
ボールペンからインクが出る仕組みは、書くことでペン先(ボール部分)が転がり、それによってインクがペン先から伝わってくるというものだ。
しかし『インジェニュイティ』の場合は、紙に触れたときに必要な量のインクだけが、ペン先の細かな溝から染み出す特殊なチップを使用している。
拡大図はこのようになっている。
また、スムーズなインクフローでインクのかすれやペン先のインク溜まりを防いでくれる。
速乾性に優れたインク
ペンを書いていて手にインクが付いたり、せっかく書いた文字がかすれてしまった経験は誰にでもあるはずだ。
字を書いていてあれほどイラつくことはないだろう。
『インジェニュイティ』はインクにも気を配り、速乾性に優れた水性染料インクを独自に調合。
左利きの人も気にせず書くことができる。
また、高音環境や機内持ち込みでもインク漏れの心配がなく、一晩キャップをし忘れてもインクがドライアップしない。
普通なら一晩キャップを忘れると固まって大事故になる。
かと言って、キャップの付け忘れは十分に注意したい。
使えば使うほどよくなる書き味
万年筆同様にペン先が一本一本微妙に違っている。
ペンを持つ角度によってペン先が削れて、持ち主の書き癖に馴染む設計になっている。
つまり、ペン先が書き手の癖に合わせて減っていき、どんどん書きやすくなっていく。
長く使えば使うほど書き味が良くなっていくので、愛着も湧き、書くのがどんどん楽しくなる。
豊富な種類
『インジェニュイティ』には豊富な種類のペンが発売されている。
色合い、重さ、サイズ感など、
値段も様々で安くて約8,000円から。
高い物は20,000円以上する。
おススメは色合いが非常にクールなディープブラックレッド。
こちらは他のインジェニュイティに比べ、重量が14gと非常に軽い。
色合いも若々しくて、好み人も多いのではないだろうか。
シンプルな色合いが好みであればブラックGTもおススメだ。
値段が12,600円と他の物に比べて安いので入りやすいと思う。
まとめ
普段ペンにお金をかけない人はかなり抵抗があると思うが、一つ良いペンを持っておくと大事な書類、手紙を書く時などに役に立つ。
それに、仕事で商談など対話する時に良いペンを持っていると非常に印象が良い。
身だしなみや振る舞いが整っているのももちろん重要だが、良いペンは上品なイメージがつきやすい。
安っぽいボールペンで殴り書きしているのと、良いペンでスラッと書いている方が明らかに後者の方が好印象だろう。
高いだけじゃなく、質の良いペンは書くだけで楽しい。
是非あなたも究極の書き心地を味わってみてはどうだろうか。